突発性難聴 治療記録

20代OLの突発性難聴治療記録

発症から1年

ご無沙汰しています。


昨年の2月に突発性難聴を発症してから、

早いもので1年以上が経過しました。


相変わらず左耳の高音域は聞こえません。

耳鳴りも続いています。


ただ、やはり慣れというのはすごくて。

意識すれば耳鳴りしているのはわかるのですが、普段は全く気にならなくなりました。

さすがに、飲酒した次の日や地下鉄はキンキンしますけど。

普段の私生活では、あまり不便には感じません。

地下鉄乗って、キーーーンとなっても、あーはいはい。大人しくしててー。くらい笑

趣味だったピアノから遠ざかってしまったのは少し寂しいですが。


服薬とブロック注射は発症から半年で打ち切りました。

完治はしませんでしたが、半年経って聴力が戻らなければ、その聴力でほぼ"固定"と判断されるとのことで。

気の済むまで治療を継続する手もありましたが、正直「もういいかな」って思えたので。

改善する可能性が低いのに労力とお金をかけて治療を続けるより、早くこの耳に慣れて私生活を立て直す方に注力したいと思いました。

何より、いつまでも病人でいるのが嫌だったんですよね。


医師もすべて説明してくれた上で、決めるのはあなたです。と言ってくださり。

発症半年を一つの区切りと自分で決め、すべての治療を終了させました。


一年経った今、あの時の自分の決断は正しかったと思えています。

日常が戻ってきたことが何より嬉しいです。


同じ病気で不安で気が滅入りそうな方もいらっしゃると思います。

どうか心のゆとりを取り戻せますように。